ポイント
最大風速17m/s以上のものを台風と呼ぶ
(国際的には、最大瞬間風速33m/s以上のものをタイフーンと呼ぶ。)
大きさは強風域の半径で、強さは
最大風速に区分している
大型台風→風速15m/s以上の強風域の半径が
500km~800km未満のもの
超大型台風→風速15m/s以上の強風域の半径が
800km以上のもの
猛烈な台風→最大風速54m/s以上
※1つの基準として暴風域の基準となる風速25m/s以上になると人は立っていられない。
通常の速度でも車の走行も困難
※台風は必ずしも予報円の中心を進むわけではない。(台風が予報円に入る確率は70%)
日本に上陸する場合のほとんどが7月~9月です。
7,8月は太平洋高気圧の勢力が強く
上空の風が弱いことが影響しています。
台風が不安定な経路を取ることが多いです。
毎年、台風シーズンになると
台風が発生した際にテレビなどで
「超大型台風」や
「猛烈な台風〇号」など
とよく耳にすることはないでしょうか。
超大型ってどれくらい大きいの?とか
猛烈なってどれくらい強いの?とか
疑問に思われた方も中には
いらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そんな
『台風の基礎知識』を
学んでいきたいと思います。
台風とは?
熱帯の海の上で発生した熱帯低気圧の内、
最大風速17m/s以上のものを
台風と呼ぶ。
国際的には、
最大瞬間風速33m/s以上のものを
タイフーンと呼ぶ。
台風は、発生する場所によって
呼び方が異なる
サイクロン
→インド洋、南太平洋
ハリケーン
→太平洋(赤道より北、東経180度より東)
台風(タイフーン)
→東アジア周辺の太平洋(赤道より北、東経180度より西)
台風のおおよその勢力を示す目安として
風速(10分間の平均)をもとに
台風の大きさや強さを表す
大きさは強風域
(風速15m/s以上の風が吹いているか
吹く可能性がある範囲)
の半径で、強さは
最大風速に区分している
台風の大きさは2種類に分けられる!?
台風の大きさは、
大型と超大型の2種類です。
大型台風とは、
風速15m/s以上の強風域の半径が
500km~800km未満のものを指します。
超大型台風とは、
風速15m/s以上の強風域の半径が
800km以上のものを指します。
※超大型は日本列島が
ほぼ覆われてしまうくらいの大きさです。
猛烈な台風は
最大風速54m/s以上
《最大瞬間風速》
54m/s~ 猛烈な
44m/s~ 非常に強い
33m/s~ 強い
~33m/s 表現なし
台風の強さは、
中心付近の最大瞬間風速によって
3段階になる
1つの基準として
暴風域の基準となる風速25m/s以上になると
人は立っていられない。
通常の速度でも車の走行も困難
瞬間的にはそれ以上の暴風が吹く恐れもあります。
猛烈な台風ともなれば多くの建物の屋根が壊れ、
海岸線の近くでは洪水が発生するといわれています。
雨の強さにも要注意!?
台風の強さ、大きさは
風との密接な関係があるので
どの程度の強さのなのか分かります。
ですが、
雨とは密接な関係ではありません。
台風の強さ、大きさに関係ないので
今回の台風はあまり強くないから・・・
雨も降らないだろうという考えは
とても危険です。
台風が発生した場合は、
進路・大きさ・強さと
雨の降り方にも注目!
早め早めの対策を心がけましょう。
それから、勘違いされることも多いですが、
台風が予報円に入る確率は
70%と予想されています。
※台風は必ずしも予報円の中心を進むわけではありません。
台風が日本に上陸するのは7月~9月!?
台風は、1年で平均26個発生し、
日本に上陸するのは
その内の3個だといわれています。
上陸はしなくても日本の300km以内に
平均11個の台風が接近します。
前線が刺激されるなどして
天気が悪くなり、被害がでる可能性も。
夏に台風が多いように感じるのは、
台風が発生する緯度が高くなるためです。
日本に上陸する場合のほとんどが
7月~9月です。
7,8月は太平洋高気圧の勢力が強く
上空の風が弱いことが影響しています。
台風が不安定な経路を取ることが多いです。
9月以降になると
南の海上から放射線を描くように
台風が日本を通るため、
大きな災害をもたらす台風が多くなる時期です。
最後に
ポイント
最大風速17m/s以上のものを台風と呼ぶ
(国際的には、最大瞬間風速33m/s以上のものをタイフーンと呼ぶ。)
大きさは強風域の半径で、強さは
最大風速に区分している
大型台風→風速15m/s以上の強風域の半径が
500km~800km未満のもの
超大型台風→風速15m/s以上の強風域の半径が
800km以上のもの
猛烈な台風→最大風速54m/s以上
※1つの基準として暴風域の基準となる風速25m/s以上になると人は立っていられない。
通常の速度でも車の走行も困難
※台風は必ずしも予報円の中心を進むわけではない。(台風が予報円に入る確率は70%)
日本に上陸する場合のほとんどが7月~9月です。
7,8月は太平洋高気圧の勢力が強く
上空の風が弱いことが影響しています。
台風が不安定な経路を取ることが多いです。
私は、台風とタイフーンの違いも知りませんでした。
あと予報円に入る確率が70%だということも…。
今年も、もうすぐ台風の季節がやってきます。
台風の備えを忘れずに
早め早めの行動を心がけましょう。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。